足がつる
急にくるこむらがえり。朝起き抜けの足のつり。あれは本当に辛いですね。
妊娠後期によくつったり、加齢とともにつりやすくなることが多いのですが、
もちろん予防はできます!!
今回は足がつる原因と応急対処の方法、そして予防についてお話していきたいと思います。
原因は人によって違いますし、いろいろ考えられますが、主なものとしては
腰や下肢の冷え
言うまでもなく、下半身が冷たいと筋肉も硬直しつりやすくなるわけです。
夏場でも湯船に浸かり、下半身を温めること。リラックスして睡眠をしっかりとり疲れを溜めないことが大切ですね
マグネシウム、カルシウムなどのミネラル分や栄養素の不足
マグネシウム・カルシウム・カリウムなどなどのミネラルが不足すると、筋肉や神経が興奮しやすくなったり疲労しやすくなるそうです。
よって足がつってしまうのです
腰骨、筋肉・神経への負荷が大きい
特に妊娠後期は負荷がかかりやすく、先ほど冷えやミネラル分の不足と関係し、血液循環が悪いとイオンやエネルギーが不足して筋肉が収縮しやすくなります。
足の付け根の所(鼠径部)はリンパ腺や太い血管が通っているところなので、圧迫してしまうと足に血液や栄養が行きにくくなってしまいます。
太りすぎも注意ですね。
肝臓の機能が低下
肝臓は大きく分けて、物質の代謝や解毒、胆汁の生成という3つの働きをしています。体の中の「化学工場」のようなものです。
また、栄養を蓄える「倉庫」としての機能もあります。
肝臓の機能が低下すると、せっかくカラダにいいものを食べても代謝されず、また解毒もされず、必要な栄養が行き渡りません。
応急対処の方法
◎つった筋肉を伸ばすストレッチを行う
座ったまま伸ばしてつま先をゆっくり顔の方へ近づけます
◎足をぶらぶらさせて小刻みに揺れる
◎副甲状腺の反射区を一点押しする
これは若石足もみでの応急対処ですが、副甲状腺は血中のカルシウム濃度を調整する働きをしてくれます
副甲状腺の反射区は赤矢印。ここを押します。
予防法
栄養・水分をしっかりとる
マグネシウムを多く含む食品・・・・豆類・藻類・種実類・魚介類・抹茶にも多く含まれています。大豆製品は比較的手軽に摂りやすいのではないでしょうか。
カルシウムを多く含む食品・・・・・乳製品・干しエビ・煮干し・骨まで丸ごと食べられる小魚・大根の葉・水菜・アーモンド・ゴマ
冷やさないこと
夏場でも冷房の効いているところでは靴下を履く。
湯船に浸かる。
適度な運動と休息
足をもむ
日ごろから弾力がある筋肉を作っておくことはとても大事です。
若石足もみは効果的ですよ!
足がどうしてつったかの原因によってアプローチの仕方は違ってきます。
例えば、冷えが原因であれば足裏全体をよくもんだうえで、重点的にかかと周辺の反射区をよくもみます
栄養不足であれば、全体をしっかり揉んだうえで小腸・大腸・甲状腺・脾臓の反射区を重点にもむという具合です。
しかしながら、足もみをすることで、全身に血液がいきわたり、ぽかぽかと温かくなり、その後500ミリの水分(白湯)を飲むことでいち早く体に溜まっ老廃物を出すので、
予防法のほとんどのことができてしまいます。
もちろんプロによる施術も効果的ですが、若石足もみはセルフケアもできる健康法です。
セルフケアの方法についてもまた書いていきたいと思います。